腎臓病における症状〜尿毒症〜

腎臓病が進行すると、まずは腎不全に至ります。その後、さらに病が進行した場合には尿毒症という症状が生じます。腎臓は本来、老廃物や毒素を除去する働きを担っています。そのため腎不全になると、その機能が低下し、次第に身体の中には除去しきれなかった老廃物や毒素が溜めこまれていくことになります。溜めこまれた老廃物などが血液の中に蓄積されてしまった状態のことを、尿毒症と言います。

 

また、この尿毒症になることによって、様々な症状が現れるようになります。具体的には、全身の倦怠感、疲労感、、高血圧、食欲の落ち込み、睡眠障害、嘔気・嘔吐、呼吸苦などが挙げられます。さらに、腎機能の低下が著しくなると、今度は赤血球を作るために機能しているエリスロポエチンというホルモンに悪影響が生じ、それによって赤血球が作られなくなるという事態に陥ります。それによって起こる貧血が、腎性貧血になります。

 

尿毒症を放っておいた場合、昏睡状態に陥るなどの深刻な症状が出る確率が高まります。それを防ぐためには、体内に蓄積されてしまった老廃物や毒素を除去してやる必要があります。その方法としては、大きく分けて透析療法と移植療法の二つがあります。また、透析療法には腹膜透析と血液透析がありますが、いずれも治療をする上では日常生活に大きく支障をきたすということをご理解ください。

 

以上の両方を用いることによって、体内に蓄積されてしまった老廃物や毒素を除去することができるわけですが、腎臓は一度機能を低下させてしまうと、その改善が困難であると言われています。腎臓病の早期発見を心がけるようにしましょう。