糖尿病性・腹膜透析・血液透析を行っている人の食事療法

腎臓病の治療法のひとつである食事療法を行うに際して、糖尿病性腎症、腹膜透析、血液透析に取り組んでいる方の場合にはどのようなことに注意すべきかということを説明していきます。

 

まず、糖尿病性腎症の場合には糖尿病における食事療法を行うことになります。それに加え、むくみや高血圧などを起こさないための塩分調節などを行っていきます。また、腎臓機能の低下が著しいという方に関しては、医師の指示の元、たんぱく質の摂取量調節も行う必要が出てきます。

 

それでは続いて、腹膜透析や血液透析といった透析療法を行っている人の場合について説明していきます。透析とはそもそも、腎臓が本来行ってくれている働きを「ある程度」カバーするために行います。逆に言うと、患者自身も透析療法開始後には食事に気を付け、カバーしきれていない部分について対処していく必要があるのです。

 

ちなみに、食事療法の具体的な内容は、透析の種類によって異なります。腹膜透析を行っている人だと、「透析によってたんぱく質の排泄が行われる」、「腹膜透析の液中にカリウムが入っていない」という点から、食事制限が比較的容易なものになってきます。また、透析療法開始段階でまだ腎臓機能が残されており、尿の排泄が可能であるとなると、その分、水分量や成分の摂取量を調整していく必要があります。

 

食事療法では、患者の状態に応じて、その内容が大きく変わってきます。医療機関での診断の結果などを参考に、医師や管理栄養士に相談して適した食事療法を行っていくようにしましょう。